こんにちは!
中国の広州に語学留学をしています、チサヨです:)
今回は、中国広州で、実際に感じた、中国人の優しさについて、実体験をもとに、いくつか紹介していきます。
日本には、日本に来た中国人観光客の様子や、メディアの放送によって、中国や中国人に対して、悪い印象や、偏見を持っている日本人の方が、たくさんいます。
例えば、中国人観光客による、爆買い・大きな声で会話をするところ・列に並ばないところ・怒っているような話口調・せかせかしている様子、などが挙げられます。
また、『空気が汚い』というメディアの放送は、特に、日本人の中の中国への印象を悪くしているといえます。
私も、実際に中国を訪れるまでは、中国の空気は汚いのだと思っていました。
しかし、実際に、中国を訪れてみると、日本人の方や、メディアが言うようほど「空気が汚い」とは感じませんでした。
もちろん、昔は汚かったのかもしれませんが、「日本が、中国の空気や環境問題に対して、騒ぎ始めてから、中国の空気が格段に良くなった」という情報も、実際に中国に住んでいる人から、聞いたことがあります。(テレビなどのメディアからは聞いたことがありませんが。)
私は今までに、中国の上海・広州・香港に訪れたことがあり、今は、広州という町に住んでいますが、空気が汚くて、外に出られないというような日は、1日もありません。
このことから、日本人は、中国人や中国に関して、過剰な偏見や、悪い印象を持ちすぎなのではないか、と感じるようになりました。
また、私は、実際に中国を訪れてみたことによって、中国人はとても優しくて、助け合いの心があって、温かい人がたくさんいるんだ、ということを体感しました。
それから、私は、「中国人は、冷たいし、常に怒り口調だし、感じが悪いし、割り込んでくるし・・・」などと、中国人に対して、文化の違いや、習慣の違いを考えようともせず、悪いところだけを見て、中国人の悪口を言う人が許せないと思うようになりました。
中国という国は、一度訪れると、印象がガラッと変わって、中国人のことを悪く言う人が、許せなくなるほどに、とても良い国で、優しい人がたくさんいるんだ、ということをどうか、知ってほしいと思います。
今回は、その思いを伝えるためにこの記事を書いています。
<実際に体感した中国人の優しさ>
中国の南の方にある広州という街に、初めて観光旅行で訪れたときに、ある光景を見た私は、とても、驚き、感動しました。
それは、地下鉄で、年配の方や、小さな子供、子どもを連れたお母さんなどに、中国人の若者たちが、ためらうことなく、さっと席を譲っていたことです。
一部の人、ではなく、ほとんど全員が当たり前のように、『席をゆずる』という行為をしていました。
私は、日本で、年配の方や、妊婦さんなどに、席を譲っている人を、なかなか見たことがありません。
・・・と、偉そうに言っている私自身も、中国へ旅行に行き、中国人がみんな、躊躇することなくさっと席をゆずる光景を目にするまでは、誰かに席をゆずるということを、したことがありませんでした。
しかし、中国で、みんなが、当たり前のようにさっと席をゆずる姿を見て、中国への偏見や、悪い印象がスッとなくなったどころか、席も譲れない自分に対して、とても恥を感じました。
このエピソードから、私は、日本人は自分たちを棚に上げてものを考えすぎなのではないか、と思いました。
少なくとも私は、そうでした。
そして身をもって感じました。 中国人は、私よりも優しいです。
中国人に対して、「冷たい、優しくない」といった悪い印象を持っている人は、一度考えてみてほしい。「あなたは、年配の方や子供、妊婦さん、怪我をしている人、荷物の多い人などに、ためらうことなく、さっと席を譲ることができますか?」
ぜひ一度、中国へ行ってみてほしいです。
実際に足を運んでみないとわからないことは、たくさんあります。
現地の人の優しさもそのうちの、ひとつです。
<実際に体感した中国人の優しさ>
中国広州に語学留学をしに来たとき、私は、お母さんと一緒に広州に来たのですが、2人で、大きなキャリーバックを2つ持っていました。
地下鉄の駅によっては、エレベータ−や、エスカレーターがなく、階段のみの駅がありました。
その時、キャリーバックは、1つ1つが重たかったので、仕方なく、私とお母さんの2人で、1つずつを運ぼうか、としていたところに、中国人の若い女の子2人がやってきました。
すると、向こうから、「手伝いますよ」と言って、重たいキャリーバックを、一緒に持って、長い階段を降りてくれました。
これは、本当に助かりました。
『人助け』とは、こういう優しさや、行為のことなんだな、と実感した出来事でした。
私も、彼女たちを見習って、困っている人がいたら、スッと手を差し伸べられるような人間になりたいと思うばかりです。
<実際に体感した中国人の優しさ>
中国人の方に、道を尋ねると、いつも優しく教えてくれました。
ある人に、「近くに美味しいお店ある?」と聞くと、そのお店まで連れて行ってくれたこともあったし、
また、ある人は、呼び込みで声をかけられたのですが、「マッサージ店に行きたいねんけど、このマッサージのお店は、どこにある?」と地図を見せながらたずねると、マッサージ店まで連れて行ってくれたこともありました。
中国には、チップ文化はないので、どちらの人も、お金目当てではなく、親切さで、道を教えてくれました。
さらに、行き方を教えてくれただけではなく、二人とも、私の行きたいお店まで連れて行ってくれたのです。
私には、できないな、と思いましたね。
ここで紹介した2人の中国人のほかにも、道を聞くと、丁寧に教えてくれる人がほとんどでした。
このように、実際に中国へ行ってみると、日本人が思っているほど、中国や、中国の人は、悪くなく、むしろ日本人より(とまでは言わなくても、少なくとも私よりは、)現地の中国人の方の方が優しくて親切な印象を持ちました。
本当に中国はとてもいいところなので、是非一度足を運んでみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
就職しない留学生 チサヨ:)